トリマーの試験概要

トリマーの試験概要

トリマーの資格というのは決して一つではなく幾つか種類がありあますが、受験者が多く一番メジャーな資格と言えるジャパンケネルクラブが行っている資格試験について紹介します。まずジャパンケネルクラブが認定している資格は、現在下のランクから順にC級・B級・A級・教士・師範と上がっていき5種類で構成されています。どのランクの級を受験するにしても筆記と実技試験を受ける事になります。

 

また自分のテクニックに非常に自信を持っているので、下の級を飛ばし最初から上級を受験したいと考えている方がいるかもしれませんが、それぞれの級に受験資格が設けられていて、そのルールとして受験を試みる為にはその下級をすでに取得済みでないと受ける事は出来ません。専門学校などに通わずに、資格取得試験を独学だけで合格を目指す場合、まずC級を取得した後2年後にB級受験が可能になり、A級を受ける場合にはそこからまた3年後、教士を目指す為には更に5年の月日が必要となっています。それなので、受験する際には必ずC級から順に進んでいかなければなりません。

 

それから筆記試験は50分間の制限時間内に出された問題を解いていき、70点以上取る事が合格の目安となっています。また実技試験の内容は定められて2時間という時間の中でモデル犬のカットを実践し、筆記試験同様に70点以上取得が合格の条件になります。しかし、ジャパンケネルクラブが認定している専門学校などに入学し通っている方はその学校内で試験を実施しますが、その場合には筆記試験は免除される事になっています。受験料金として一律で5000円掛かります。

 

トリマーの資格試験実施は日本全国を14のブロックに細分化し行うので、自分が今住んでいる所から近い場所を選ぶ事が出来ます。専門学校生ではなく一般の方々の資格試験は年に1回実施され、日程と内容はジャパンケネルクラブ発行の会報誌にしっかりと記載されます。全部の級総合の合格率を見てみると約9割と充分高いので、しっかりと試験対策を行い体調万全の状態で臨めば合格する確率は上がっていくでしょう。


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