トリマーの仕事内容

最近におけるトリマーの仕事内容は変化してきて、非常に多岐に渡っています。トリマーの基本的業務を挙げると、動物のシャンプー・ブラッシング・トリミングなどがあります。動物が相手なので基本的には重労働にならず、そんなに疲れる大変な業務でもないだろうと思われがちですが、実際にトリマーの有資格者で動物相手に働いている方の話を聞くと、意外と疲れる大変な仕事も多い様です。

動物というのは人間と異なり、会話を通じての意思疎通を計る事が出来ませんし、飼い主と違う人間がお手入れをする事になるので、動物が嫌がり暴れるケースもあり中には噛まれて怪我を負った方も多くいます。またお手入れを任される動物は、何も小さいサイズの動物ばかりとは限りません。場合によっては、大きいサイズの動物を扱う事も充分ありえる事です。その様なケースの際には、抱きかかえて動物を移動させなくてはならない事もあるので、必然的に体に負担はかかってしまいます。

その様な理由からトリマーの資格を取得し働いて行く為には、どうしても動物と触れ合うのが好き、また仕事に責任を持てる方と言うのが必要となり、そうでなければ勤めるのは難しい職業だと言えるでしょう。大変な仕事が多くトリマーの資格取得を諦めがちになってしまう方もいると思いますが、大変な仕事内容以上に多くの喜びが味わえるのもトリマーの仕事です。

飼い主の方に喜び褒めて頂けるのはもちろんですが、動物達が自分のお手入れで気持ち良さそうに喜んでいる時や、清潔でいて美しくなって飼い主の所に帰っていく様を目にした時には、何とも言えない充実感を得られる仕事です。それから動物のお手入れだけが仕事内容ではなく、ペットショップ等を清潔に保つ為の清掃やグルーミング以外にも動物の世話をしっかりと行うのも大事な仕事になります。それに加えて、トリマーの資格取得の際に学んでこなかった事務作業や店舗の管理・運営なども任されるケースも良くあります。

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